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かつ丼とミラノ

えーと、こんにちは。
 さきほどMIXIを見ると日記のところに「最近は更新がありません」と書かれていて、びっくりしました。
 たった一週間ブログを書かないだけでその言われようは、さすがに日本的だなあと思ったわけです。この間日本の空港に着いて始めに思ったことは、5分遅れる電車について「申し訳ありません」とアナウンスで謝り、しかもその電車がちゃんと5分後に来るということです。うまく言えませんがここイタリアの生活に慣れてくると、そのことが信じられないようになってきます。
 例えばここミラノのトラムの時刻表には毎分6分ごとと書いてあるのですが、30分以上待つことも珍しくないし、二台並んでトラムがやってくることもあります。要するにトラムが5分遅れたところで誰も謝る人はいないし、それにほとんどの人はそんなこと気にもしていないということです。
 最近は名刺を新しくデザインし直し、その印刷のため何度か市内に行っていました。
 実は僕はミラノに住んでいるといっても少し北の郊外に住んでいます。ほとんどが近所のスーパーなどでことが足りてしまうため市内に行くことはあまりありません。というもの僕はあまり都会が好きではないからだろうと思います。
 僕は富山県の田舎で育ち、大学も金沢という地方都市だったため、実はあまり都会が好きではないのです。おそらく東京とか大阪などの大都市では僕はやっていけないんじゃないかと思います。都会に出てかんがっている田舎の人たちはすごいなあと思います。正直僕にはおそらく無理だからです。
 ミラノと言えば、ニューヨーク、ロンドン、パリ、などと並んで世界的には有名ですが都市の規模からして言えばそれほどでもありません。その割りにこの町が有名なのはおそらく何か特別なものがあるからなのでしょう。
 まあ、でも僕から言えば(正確なことはわからないのですがあくまで感覚で言うと)ここミラノは日本ではだいたい名古屋ぐらいの規模だと思います。地下鉄も3本しかないし、それほど込まないので、なんとか僕のような田舎者でもやってゆける規模です。
 えーと、今日はカツ丼を食べに行きました。
実は「カツ丼」は僕の好物でもあります。そういえば僕がネパールにいた時、朝起きて、知り合った人とみんなで日本食レストランに行き、みんなまだ半分以上夢の中にいるような状態の中で「とりあえずカツ丼」と僕が言うと現地で長年働いていた日本人の店員さんもみんなびっくりしていたことを覚えています。今風に言うと「ドンビキ」していたというのでしょうか、、、丼引き、、、、、、、?
 僕にとっては朝からカツ丼を食べようが問題はないのですが、世間一般ではそれはなかなか理解されにくいみたいです。
 まあ、とにかく僕はカツ丼が好きだと言う事です。
 あまり市内に出かける機会がないため、たまに出たときぐらいは何かおいしいものが食べたいなあと思ったわけです。
 確かにイタリアンはおいしいですし、ビザなんか日本で食べるものと比べると格段においしいのは確かです。でも、まあ、こう言うと贅沢なのかもしれませんが、僕はピザなんか日本にいれば半年に一回食べればいいほうで、僕は日本人として何十年日本にいたわけなのでやっぱり日本食を食べると「ホッ」とします。
 ここイタリアではあのビザ(気取った人はピィッツァとか書くのでしょうけど、僕としてはピザで意味が通じるのでそれで十分です)というものはわかりやすく日本で言うと「簡単おいしい手巻き寿司」みたいなもので、家族や友達が集まる日曜日なんかには平和の象徴のようにみんなでピザを食べます。それはさておき僕はさすがに毎週日曜日にビザは食べたくありません。個人的なことを言えばイタリアに住み始めて、ビザを食べながら「あー、お好み焼き食べたいなあ」と思うようになれば一人前のジャパニーズ・フード・ジャンキーのような気がします。
 話はそれますが、こうしてブログを書くと言うことは僕にとってかなり「素」な状態にならないと書けないような気がします。もう何もかもが終わったあとでゆくっりとビールを飲んでいるときに書くようなものです。
 個人的にはかなり「かったるい」ものです。ま、それが「ブログ」というものなのかもしれない。
 地下鉄でこんなことがありました。
ある中年の叔母さんが乳母車を引いて地下鉄に乗っていました。
どうやらそのおばさんはイタリア人ではないらしく、肌が黒く、カラフルな色のアフリカ人ぽい服装でした。しかし乳母車(その乳母車はなんと双子用だったのです)に乗っている二人の赤ん坊はイタリア人ぽかった。そのおばさんはもしかしたらベビーシッターなのかもしれない、と僕は思いました。
 一応僕は別居中の子供の家に週に二回ベビーシッターに通っています。
 乗り換えの駅で一緒に降りて、人ごみを進んでゆくと、エスカレーターがありました。もちろんそこは一人用の乳母車なら、支えながら進めるのでしょうけど、双子用の長い乳母車では危なそうでした。僕は人ごみがある程度通り過ぎるのを待ってから、そのおばさんがどうするのかな?と思っていました。
 人ごみが通り過ぎた後、結局そこには僕しか残されていなかったので「何か手伝おうか?」と僕は聞きました。
 そしたら彼女はエスカレーターではなく、階段で登るのだと言いました。
「いつもどうしてるんだ?」と僕は思わず言いました。
「いつも誰かに助けてもらっている」と彼女は言いました。
 要するにそこには世界には必ず誰か助けてくれるという考えがあるのです。
 結局そこには僕しか残されていなかったのでその「誰か」が僕ということになりました。
僕とおばさんは二人で一緒に乳母車を持ち上げて運ぶことになり、僕が登りの階段を見上げるとちょうど他の電車が止まったばかりらしく多くの人が降りてきました。たぶん300人ぐらいの人の波だったと思います。おばさんは階段が込んでいるときに乳母車を運ぶのは危ないと思ったらしく、人並みが通り過ぎるのをお互い無言のまま待ち続けました。
 その僕たちの姿を見て「何か助けようか?」と言ってくれたのはアフリカ人風の30台ぽい男性でした。きちんとしたワイシャツを着ていたのでどこかの会社に勤めている人なのかもしれませんが、一緒に双子の乳母車を抱えながら、もしかするとこの人もパパなのかなと僕は思いました。
 僕もパパになって子供というものに責任を多く感じるようになりましたが、その状況で救ってくれたのが地元のイタリア人ではなく僕と同じような移民であるアフリカ人であったということが嬉しかったような気がします。
 うまく言えないですが、外国に居るとそんな奇跡のようなことがときどき起きます。それはまるで映画のワンシーンようでもあります。
 ときどき身近な人々からのやさしさよりもどこか遠い世界の人々の暖かい人間らしさというもののほうが心に染みるような気がすることがあるということです。
 ま、僕の最終的に言いたいことはカツ丼は見事にうまかったということです。

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コメント

  1. さおり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    カツ丼・・・・わたしも食べたい[絵文字:v-10]
    今[絵文字:v-237]
    わかります、イタリア人じゃない人たちとふと
    心が繋がるようなことがありますよね。
    人間でよかった、海外にいてよかったって、
    思います[絵文字:v-111]

  2. noe より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    東京に住んで毎日満員電車に運ばれている毎日を過ごしていると、
    人間の嫌~な部分がいーっぱい見えます。
    それは自分の持っている汚い部分を
    映しているのでは、と思い恐怖します。

  3. ayuko@frankfurt より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    数年前ローマだかナポリだかで電車のホームに行ってみると、乗るはずの電車が目の前を発車していきました。出発時刻の5分前でした…。

  4. tatsu より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
     さおり さん
    食べにいったのはLINE1のポルタ・ベネッィア駅の近くのチャイニーズレストランです。カツ丼7ユーロで食べれるので、また今度機会があれば一緒にいきましょう。
     noe さん
     同じ田舎物として何年も東京でがんばっているあなたはすごいですね。新しいアルバムも楽しみにしています。
     あゆこ さん
    えーと、ラオスで会ったあゆこさんかな?
    お互いヨーロッパ内なのでいつか会えるといですね。チャオ
     

  5. haru より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    今日みっちゃんとお茶して、お店からでたら、雨が降ってたんです。
    で、「こんなとき、イタリアの男の人なら絶対傘さしだしてくれるよねー」って話してたんです。
    海外旅行から帰ってきて、日本は他人との距離が遠いなーって感じます・・・。

  6. tatsu より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    haru さん
    そうですね。確かに日本は他人との距離が遠いような気はしますね。
     でもそのわりにネットとかでは馴れ馴れしく来る人もいますよね。あのギャップに驚いたりすることもありますが、やっぱり日本人ってむっつりスケベなんですかね?

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