ショッピング帰りの出来事

yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7 - ショッピング帰りの出来事
 先日のこと、ショッピングセンター内のお店を出て1人の男に話しかけられた。呼び止められてすぐに男は二つ折りの財布を広げ、何かカードのようなものを僕に見せた。それがなんであるか確認する前に男は財布を片付け「レシートは?」と僕に聞いた。
 一体何が起こったのかよくわからなかったけど、どうやら警官らしい、と僕は思った。先月ちょっとしたことがあったのでもしかしたら偽警官じゃないかと思ったけど、ジャケットのポケットに手を入れるとお店のレシートが出てきた。それを見せると男は「じゃあ、身分証」とそっけなく答えた。気が付くとお店のほうに擦り切れた分厚いコートを着たもう一人似たような男がいてレジのおばさんと話していた。疑り深そうな中年私服警察官。
 僕が身分証を出すと二人揃って何か書類のようなものを書き始めた。
 以前どこかで聞いたことがあったけど、イタリアではレシートを発行しないと店が罰せられるばかりでなく、それを受け取らなかった消費者のほうにも罰金があるとのこと。僕はクリーニング店を出たところで、いつもならすぐに捨ててしまうレシートを服と引き替えをするために「たまたま」持っていた。これはレストランやショップでも抜き打ちで起こることらしい。
 警官が書類に書き込んでいる間、僕と店のおばさんはアイコンタクトで「マンマミーア!」みたいな視線を交わし合い、その場は解散となった。
 特に何事もなかったから良かったようなものの、この国で「お客様は神様」ではないとすると、一体消費者は何者なのだろうか?と、思った出来事。

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コメント

  1. 琥珀色 より:

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    テレビで聞いたことがあります、その話。
    イタリア人が明るく陽気に紹介していたので、そんなに深刻ではないのかな?って勝手に思っていました。
    しかし、結構わずらわしいですね。
    たまたま持ってて、よかったものの、そんな事があると楽しい買い物も一気になえてしまい、これからの買い物が窮屈な物になってしまいますね。
    売る側もこれでは消費者全員が国の回し者に見えてしまい、レシートを発行することに慣れるまではかなりのストレスになりそう。

  2. tatsu より:

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    琥珀色 さん
    日本のテレビでもやっていたということは結構知られた話なのかもしれませんね。
    しかしおっしゃるとおり、こうゆうことが頻繁にあるとあまり気持ちの良いことではありませんが・・・。

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