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ミラノの新年

yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7 - ミラノの新年
 一年の計は元旦にあり、と言いますが僕は特別書くこともないほどごく普通の一日を過ごしました。
 しかし1月1日の夜、ミラノの街は霧に覆われました。この冬ではおそらく初めてのことで、そのせいもあってか夜は須賀敦子さんの「ミラノ霧の風景」をまた読んでいました。
 この本を読むのはもう何回目か忘れてしまったほどですが、読むたびに今まですっと入ってこなかったことが、ああそうなんだと読めるところもあって面白いです。僕の中のイタリアも少しずつ育ってきているからかもしれません。
 しかしこの本の中にあるような濃い「霧」は今のミラノではほとんど見かけなくなってしまいました。冬のミラノに霧がないなんて、情緒がなくなってきたという考え方もあるでしょうけど、僕の知る限り霧のことなんか気にしている人はあまり見かけません。
 しかし本にあったように霧の晴れた次の日、1月2日はものすごい「ロンバルディア晴れ」でした。なんだか新年にふさわしく、とても良い一日になりました。
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 僕はまずドゥオーモに行ってお祈りをし、キャンドルを捧げてきました。神社ではないのですが、それでもいつもより教会内のキャンドルの数が多いような気がしました。みんな良い年になるようにと願うことは万国共通なんですね。
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 かつてのミラノは1月の5,6日あたりからバーゲンが始まったらしいのですが、最近はもう2日から店を開けているところもあります。ブランド街なんかにはすでに長蛇の列で、この日を待ちわびた多くの人たちは大きな紙袋を提げて幸せそうに歩いていました。
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 ガッレリアでは青年たちが「モーツァルト」を演奏していました。なんだか新年だなあと思ったのは僕だけでしょうか。
  僕はバーゲンでは一点だけ前から欲しいと思っていた「財布」を購入しました。前から使っていたものはもう何年も経ち古くなっていたし、財布を新調すると金運も変わるらしいので…。そういえば、この前の財布は一度失くしたことがあるんです。何か急いでいるときにポケットに突っ込んだままバイクに乗ってしまい、どこかで落としたみたいでした。慌てて元の場所に戻り、パニック状態の僕に警察から電話がかかってきました。どうやら誰かが届けてくれたらしく、中身もそのままでした。友人のイタリア人曰く「よほどの奇跡」らしいです。と、いうことで新年早々イタリアのちょっといい話でした。

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コメント

  1. tokiiro より:

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    あけましておめでとうございます。
    私は年末年始とサンフランシスコへ行って来ました。アメリカは元日はショッピングモール以外はお休みなので、サンフランシスコにある浄土真宗のお寺に行って、新年のお参りをして来ました。皆が健康で笑顔で過ごせる一年となるといいですね!
    春財布と昔から言うように、新年明けてから買うと良いんですよね。毎年新調すると良いと聞いたことがありますが、使いやすい物を長く使いたいと思うので、10年に一度新調するかどうかといった感じです。
    本年もよろしくお願い致します。

  2. tatsu より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    tokiiro さん
    あけましておめでとうございます。こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
     アメリカにはお寺があるようでいいですね。でもさすがに神社はないんでしょうね。
    新年に財布を買うと良いというのは、知らなかったですが、教えていただいたおかげでさらに元気が出ました。どうもありがとうございます。
    そちらも良い年になりますように。

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