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ミラノ・サローネ2010 No 5 「デザインの進化(デジタル、アナログ論)」

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インターネットの普及と共に爆発的に広がったデジタル社会。アナログと対照的に語られることも多いが、デジタル化が進んでデザインの世界は何か変わったのだろうか?元々アナログである人間にとってデジタルという隙間に抜け落ちてゆく何かの危機感のようなものはあるのか?そしてさらにデジタル化が進むことによって、デザインにはどのような影響があるのだろう?
佐武「文章を書くにしても、ペンを使って原稿用紙に書くのと、パソコンのワード使って書くのとでは少し感覚が違うような気がします。それは一概にはデジタル化とは言えないのですが、デザインにおいてデジタル化したことの影響とはどんなものがあると思いますか?」
「そうねえ」とサチコさん。「でもいくらデジタル化したと言っても手を動かすという基本的な行為は変わらないわけじゃない。それにデジタルの基盤はアナログにあるわけだから、それをただ変換しているだけのような気もするけど…」
「まあ、でもレンダリング(画像を立体的に見せる処理)とかするのは早くなったよな」とツヨシさん。「それによって能率があがって、表現の可能性が増えて、もしかしたらそこでアナログ的な気がつかないものを見落としているかもしれんけど。でもあまり影響はないんじゃないかと思う。時代というものは常にトレンドなものを求めていて、消費者はすぐに飽きるちゃうし。次々に新しいものを作って、古い価値観を塗り替えていかなくちゃ商品になりにくいというのはあるんじゃないかな。でもどれだけ進化したところで、人間の感覚がそれについてきて、それが本当に浸透するまでには100年ぐらいかかるって言われてるねん。だからまだまだこれからなんじゃないかな、デジタルになったと言っても今のところそんなに変ったって気はしないけど」
サチコ「結局一度はデジタルというものを通過させるけど、形としてはまたアナログに戻ってくるわけじゃない。でも最近の人はデッサンもできないのにいきなりパソコンを使うようになってきて、その辺はどうなんだろうと思うけどね」
デジタル的なもの使うにしてもアナログという基礎の部分がきちんとしていないといけない。それが今は表現の延長にあるというだけで、すべてが本当にデジタル化してしまうということはないのかもしれない。あるいはそれが人間がアナログであるということの証明になるだろうか?
 (デザインチームILLIRICOBANKへの取材)

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