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友人の死

yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7 - 友人の死
 今週からサマータイムに入り、一時間世界の時間が進んだ。それにより生活も一時間変わることになったが、相変わらずこのサマータイムがやってくると不思議な気分になる。まるで学生の時の衣替えのように、みんなが一斉にそれぞれ色合いと形を変え、僕一人は取り残されたような気分になる。
 先日、友人が死んだ。
 その知らせを聞いた僕はしばらくぼんやりして何も集中することができず、ただむさぼるように本を読んだ。
 こうして何かを書かなくてはとは思ったが、実際に何を書いていいのかわからなかったし、実際に今もよくわからない。
 それは仲の良い友人のひとりだった。いろいろな思い出があり、そして繋がりがあった。もうしばらく顔も見ていなかったし、連絡もしていなかったが、僕にショックを与えるには十分だった。
 同い年の仲の良かった友人がこの世からいなくなったというのは、のほほんと生きていた僕にまさに首を切るようなショックだった。
 そう、それは死なんだ、と思った。
 正直、今の今でも僕は生きてゆくという価値があまりよくわからなくなることがある。死というものを意識しないということは、たいていの場合生に含まれているわけで、生を選びとっているということになる。こうしてよく生きていたなと思い返す時期もあったし、こうしてのうのうと生きていることに罪悪感に似たものを感じることもある。実際に身近な誰かが死んでしまうと、驚くほど身勝手に、わがままに自分が生きていて、さらに良く生きなくてはと思ってしまう。
 人生にはどうがんばっても望み通りにならないことがあり、そうして現実と夢をすり替えるように、あるいは取り替えて納得してゆくために、我々は生きているのだろうかと思うことがある。希望や夢がないと生きられないのは事実だとしても、あまりにも希望が多いとそのぶん失望も多いということになる。
 我々は生きていて、それが当たり前に思えてしまうものなのだろう。それは経験的に年月を過ごしてきたからであり、基本的には今まで通り世界は回ってゆくものだろうとどこかで思っている。しかし、そうではないということをときどき知る。そして僕がまだ生きていることを感じ、どこかで止まった時間のことを思う。
「死の意味は、残されたもののためにある」とは言うが、それはとても個人的なものであり、人間の孤独をさらに浮たたせるように思えてくる。

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コメント

  1. さわゆう より:

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    お久しぶりです[i:63942]
    元気かなぁ?[i:63893]

  2. かいこうさん より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    つらい思いをされましたね…
    遠くからですが、ご冥福をお祈り申し上げます。
    私は何げない日常が幸せ…と思えるようになりました。
    毎日を元気で健康に過ごせる有り難さ。
    出逢えた事への“ 感謝 ”。思いは届くはずですよ。

  3. tatsu より:

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    さわゆう さん
    どうも、こんにちは。
    僕は元気です。
    7月に日本へ行くことにしております。
    そのときにでも会いましょう。
    かいこう さん
    どうも、です。
    かいこうさんに言われると重みがありますね。
    そちらもお元気でお過ごしください。

  4. ソウル より:

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    未だに受け入れたくありません。時が解決するのでしょうか? 人生とは 本当に儚いものです。

  5. tatsu より:

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    ソウル さん
    どうも、ありがとうございます。
    こうゆうことは時間が解決してくれることは時間に沈めて、残りは少しづつそこから何かを学んでゆくしかないのかもしれませんね。
    夏に、会いましょう。

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