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死と再生

yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7 - 死と再生
 僕は何度も架空の拳銃を想像し、それをこめかみにあて、そして何度も引き金を引いた。しかし、そんなことをしても意味もない。
 20代のあるとき、僕は人生における不思議なことに気がついた。どんな悲しみも、どんな苦痛も、それで胸が文字通り張り裂けてしまっても、人生に絶望したとしても、人間が死にいたることはないということだった。
 そんな当たり前のことが、僕にはとても無慈悲で、不自然で、理屈の通らないことに思えた。
 今回もまた僕が思ったことは同じようなことだった。
 僕はいつからか、もう10年以上、こうして文章を書いてきた。それが小説という形になるときもあるし、そして記事としていくばくかの人に読まれる文章になることもある。
 僕は長年デッサンのようにただ目の前にある感情を整理するためのにかなりの文章を書いてきた。それは日課のようなものでもあり、そして心を静めるためでもあり、何かしら書くための練習のようなものでもある。
 でも、それは僕が自分で書いているものであって、誰にも見せることもないだろう。ただ純粋に自分のためにしていることだから。
 でも最近思うのはこうしてブログという、まあ、曲がりなりにも僕以外の人が読むことになる文章を書くことによって、それが跳ね返って僕になにかしらの意味のようなものを与えているんじゃないかと思う。わかりやすく言うと、そうすることによって僕も何かしら救われているんじゃないかと思えるということ。
 夏の透明すぎる太陽の日差しと、甘酸っぱい記憶をどんなに抱きしめたところで、風はいつも緩やかに過ぎ去ってゆく。
 娘が9月からスペインに行くことになって、僕の人生や考え方もまた変わるかもしれない。まあ、ふたを開けてみたら誰にとってもそのほうが良かった、といつの日か思えればいいけど、そうするためにもぼちぼちとがんばっていこうと思う。
 死と再生。そうして、人生は続く。

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コメント

  1. あpe より:

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    そうだよ~♪悲しいこと~♪
    嬉しそうに鳴らそう~♪
    という歌詞で、竹内電気が歌ってます^^
    文章を書き続けてくださいね。
    表現し続けてくださいね。
    楽しみに読ませていただいていますから*

  2. tatsu より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    あpe さん
    どうもありがとうございます。
    そちらのブログもいつも写真が綺麗でいいですね。
    どうもありがとうございます、ほんとに。

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