カラヴァッジョ村
ミラノ東の郊外、ベルガモとの間のあたりにカラヴァッジョという村があります。ここはイタリア人画家のカラヴァッジョが生まれた村で有名ですが、もうひとつ有名なことがあります。それは聖なる湧き水の出る教会があること。
フランスのルルドにも1858年マリアが出現し、癒しの泉が湧いたということで有名ですが、世界には各地にそのような言い伝えが残っており、このカラヴァッジョもそのひとつです。
ただこちらのカラヴァッジョ場合はカトリック教会には認められていますが、バチカンには未認証ということもあり、世界的にはそれほど知れ渡っていません。
聖なる湧き水の起源
この伝説は1432年5月26日月曜日の17時ごろ、当時32歳であった貧困に苦しむジャンネット・デ・ヴァッキという農民が畑の中でマリアを見たというのに由来します。そしてこの湧き水はマリアの出現した場所から湧き出たとされています。
一度ジャンネットの話は忘れられますが、1575年当時ミラノの大司教であったカルロ・ボロメオによってこの地に教会が建設され18世紀初頭までに聖域が建築されました。
癒しの湧き水
その後19世紀には癒しの水として有名となり、現在でも多くのイタリア人達がこちらの教会を訪れています。
教会内部も荘厳で立派ですが、最大2000人収容でき、祭壇の地下にはマリア像が祀られています。日曜日ともなれば地元の信者達が多く訪れ、大型駐車場には大型バスが停まるなど観光客も訪れます。
聖なる水は持ち帰り可能
ここの湧き水は持ち帰り可能で、ペットボトルなどを持ち込んでいる方も多く見かけます。
この教会の周りにはお土産やも数件あり、こちらでペットボトル、その他お土産も購入可能です。
Santuario Santa Maria del Fonte di Caravaggio
- 住所 : Viale Giovanni XXIII, 24043 Caravaggio BG
- 時間: 11月から2月まで:6.30 / 12.00 – 14.00 / 17.00
5月から9月まで:6.30 / 12.00 – 14.00 / 19.00
3月、4月、10月:6.30am – 12.00am – 2.00pm / 6.00pm
日曜日と祝日:6.30 ~18.30 - 公式サイト(イタリア語) http://www.santuariodicaravaggio.it