ファッションの街ミラノを象徴する通り
ミラノ中心部、ブランド街として名高い通りがモンテナポレオーネ(Via Monte Napoleone)です。この通りはヨーロッパの中でもひと際高価な通りとしても知られており、ミラノ中心地から北側に位置する古くから由緒ある家柄の人々が住む高級地域。
このわずか350メートルというこの通りはヨーロッパで一番高価な通りとされており、世界でも3番目に高価な通り。この地域だけでミラノのGDP12%を生産していると言われています。ミラノでもひと際お洒落な人たちを見かけます。
世界中のブランドがひしめき合う
こちらの通りには世界的に有名なブランドがずらり。この通りに住所を構えること自体がひとつのブランドの象徴と言えなくもありません。まさに世界中からショッピングに訪れる人が後を絶たないファッションの都ミラノを象徴する通りです。
グッチ(Gucci), プラダ(Prada),ディオール(Dior),エルメス(Hermes)、ルイヴィトン( Louis Vuitton), モンクレール(Moncler)、フェンディ(Fendi), ボッテガヴェネタ(Bottega Veneta), アルマーニ(Armani), Dolce & Gabbana, などなど他にも世界的なブランドがこちらの一体に点在しています。
このモンテナポレオーネ通りでは結構頻繁に店舗の移動が発生します。現在(2023年3月)でもグッチやシャネルの店舗が移転する様子が伺えます。ただ大手ブランドは移動したとしてもだいたいはこの辺りの徒歩圏内への移転がほとんどですので、お目当てのお店がある場合には事前に場所もチェックしておくとよいでしょう。
この一帯のお店の営業時間は10:00-19:00というところがほとんど。閉店間際は入店を断られる場合もありますので、時間には余裕をもって行動しましょう。
また1店舗で155ユーロ以上のお買い物をされる場合にはタックスフリーが申請できますのでこちらもお忘れなく。
スピーガ通り(Via della Spiga)
モンテナポレオーネ通りと並行してブランド街の一角として知られるのがこちらのスピーガ通り。こちらも石畳の落ち着いた雰囲気です。このブランド街の一角として他にもVia Santo spirito、Via Borgospessoなどの通りも該当します。
ウインドーショッピングをしているだけでもファッションセンスが磨かれそうな一帯です。
老舗カフェCOVA
モンテナポレオーネ通りで有名なのがこちらの老舗カフェCOVA.1817年開業、イタリア最古の洋菓子店(パスティッチェリア)のひとつでこのミラノ本店には多くの人が訪れます。
少し値段は高いですが、かわいい伝統的なスイーツを休憩がてら堪能するのもおすすめです。