イタリアを代表するスーパーカー「ランボルギーニ」
イタリアを代表する高級スポーツカーメーカー「ランボルギーニ(Lamborghini)」。数千万円するといわれるそのスーパーカーは世界中でも多くのファンを魅了しています。
ランボルギーニ社は創業者フェルッチオ・ランボルギーニ(Ferruccio Lamborghini)が1963年にアウトモビリ・ランボルギーニSPAを設立したのがきっかけになっています。
フェラーリの製造地としても知られるイタリアモデナの街近くに拠点を構えるランボルギーニは本社工場を併設した博物館とフェルッチオ・ランボルギーニ博物館と2つの博物館があります。この2つの博物館は車で30分ほどの距離なので、スーパーカーを鑑賞したい方はどちらも必見のスポットです。
フェルッチオ・ランボルギーニ博物館(Museo Ferruccio Lamborghini)
こちらは創業者フェルッチオ・ランボルギーニの博物館。現在ではランボルギーニ一家は本社の経営には関わっていないらしく、こちらの博物館は2014年ランボルギーニ一家のトニーノ・ランボルギーニによって開館されました。
ランボルギーニ一は当初トラクターの製造をしていたのは有名な話ですが、歴史の先駆けを示すかのようにトラクターもずらりと並んでいます。
やはりイタリアのスポーツカーと言えば赤のイメージですね。
こちらの博物館では主にクラシックカー50年代~70年代を展示しています。
博物館は9000平方メートル、ざっと覚えている限りですが、5~60台ぐらいの車があったように思います。
フェルッチオ・ランボルギーニ氏の個人コレクションの中にはベンツやアルファロメオなどの展示もありました。
他にもヘリコプターやバイク、ボートなどいかにも乗り物が好きだったというオーナーの施行がうかがえます。
- フェルッチオ・ランボルギーニ博物館(Museo Ferruccio Lamborghini)
- HP
- 入場料:10ユーロ
- 2020年コロナ禍により入場予約制。HPより連絡。
ランボルギーニ・ミュージアム(Museo Lamborghini)
こちらはランボルギーニ本社が運営するランボルギーニ博物館。一般的にはこちらのほうが有名です。こちらの展示にはクラシックカーもありますが、新車、コンセプトカーも扱っているため、現行モデルも気になる方はこちらもおすすめです。
大きな違いとしてはこちらでは予約制で工場見学ツアー(HPより申し込み)も行っているため、製造工程などさらに深く見学したい方にはお勧めです。
これはさすがに公道を走るのは無理そう、なものもあります。
こちらは上記の博物館と比べると展示スペースは小ぶりで約2~30台ほどの新旧ランボルギーニが展示されています。
クラシックカーの展示もあり、パネルで社の歴史なども垣間見ることができます。
展示されている車の一部は開けることができて中も観覧できるようになっています。
普段はなかなか見ることができないシャーシ、エンジンの展示もありました。
- ランボルギーニ・ミュージアム(Museo Lamborghini)
- HP
- 営業時間:9:30-18:00
- 2020年コロナ禍のため工場見学ツアーなどは要確認