ミラノの「エリアC」と違反金

yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7 - ミラノの「エリアC」と違反金
バタバタと年末年始が過ぎてしまって、気がつくと年が明けてから3週間が過ぎています。ミラノもまた寒い日が続いていますが、わずかに雪が舞ったことが1,2日ある程度で気候からすれば例年通りという感じの日々です。
ブログというものはある程度習慣的なものなので、こうしてしばらくブログをしない日が続くとなんとなくおっくうになってずるずると日が過ぎてゆきます。僕もミラノにきて数年が経ち、以前は新鮮に感じたことも「まあ、そうゆうもんだろうな」と思うことが多くなってきたように思います。
時間とともになんとなく慣れて違和感を感じなくなるものもあるのですが、いつまで経っても慣れないものもあるので、そうゆう意味では外国暮らしって退屈しなくて良いのかなと考えるようにしています。
先日また違反切符を受け取りましたが、3年以上前にトラムに乗ったときにチケットを持っていなかったというものでした。僕が覚えている限りそんなことはなかったと思うのですが、外国人として不安材料を抱えながら暮らすのは嫌なので郵便局に払いに行きました。イタリアでは支払った違反などもまた数年さかのぼって請求がくることがよくあるそうで、支払ったレシートなどは捨ててはいけないと言われますが、僕はそんなもの大事にとっておきたくないのでいつも捨ててしまいます。
ミラノ中心部の郵便局に行き、機械のボタンを押して番号札を受け取ると100人以上前に並んでいました。人間というものはそれが当たり前だと思っていれば決して疑わないものですが、公共料金の支払いは日本だったらコンビニで一瞬なんてことを思うとさすがにこうゆうのは並ぶ気にもなりません。
写真の下のほうに移っている標識ですが、ミラノ市内で良く見かけるようになってきました。なんの意味なのかはよくわかりませんが、レオナルド・ダ・ヴィンチに関係があるようにも思えます。よくわからないままに放置しておくと痛い目にあうのでそのうち調べてみますが、最近ミラノでは「エリアC」というシステムが導入されました。
もともとミラノには「エコパス」という排ガス規制はあり、これは市内中心部をエリア分けし古い車はそのゾーンに入るにはお金を支払わなくてはいけないというものでした。「エコパス」はなくなってしまいましたが、それに変わるこの新しい「エリアC]はどんな車でも市内中心部に入るためには5ユーロを支払わなくてはいけなくなりました。さらに古い車は全く市内中心部へは入れなくなり、これにより大気汚染軽減、交通渋滞が40%減るという話にはなっていますが、お店などへの人の出入りも減ることから市内の商店街の人々はずいぶんとこの政策には困っているようです。「エリアC」に入るゾーンの手前には小さく看板がありますが、「エリアC」のチケットを購入して支払わないとまた違反金を払わなくてはいけません。何事も良かれと思ってすることがいつも良い結果になるとは限らないですが、僕の感じではエリア外の交通渋滞はかなり悪化したように思えます。
今年は違反金をあまり払わなくても済むよう気を付けたいと思います。
ミラノでは冬は夕方5時前には真っ暗になってしまいますが、昨日当たりから少しづつ日が長くなってきたように感じ始めました。暖かくなってくればカメラを持って外へ出ることも増えてくると思うので、またぼちぼちブログの更新をしてゆこうと思います。

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コメント

  1. さわゆう より:

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    オッス(笑)

  2. tatsu より:

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     さわゆう さん
     どうも、です。
     オッス

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