先週末、2月13~15日の期間ミラノの展示会場RHOフィエラにて「国際観光見本市BIT」が開催されました。こちらは各国の観光促進と情報提供、旅行会社やホテル業者などを主にした見本市。
パビリオンは2つあり、ひとつは各国の観光庁などが主催する国際的なパビリオン、もうひとつはイタリアの各市役所が主催する国内パビリオンに分かれていました。2月13,14日は主に関係者が集まる日程で入場料は20ユーロ、最終日の15日は一般の人が旅行の情報を手に入れるために訪れることもあってか入場料は5ユーロでした。
いろいろな国の有名な観光地パンフレットが手に入ることもあって、またどこかへ旅行にいきたい気分になりました。
ミラノ市役所のブースには「ミラノ・エキスポ2015」会場の完成予想図が公開されていました。メイン会場はこちらのRHOフィエラの展示会場の横に増設中で、エキスポの期間は5月1日~10月31日までとなるようです。
エキスポ開催やもちろん今話題のオリンピックなどはある程度その町、その国の経済を支援するために選ばれるようですが、エキスポの業務を落札した業者が南の会社が多くて落札し直しになったり、何かとイタリアらしい?こともちらほら。日本ブースの出店も決まっているようですが、まだまだ課題は多いようです。
こちらは日本の出展ブース。お酒やお寿司の味見や茶道、書道などのイベントもあったようです。
ユーロ圏に住んでいる者にとって昨年からのユーロ高は厳しい状況ですが、僕の周りでは逆に日本に旅行に行きたい、行った、というイタリア人たちが増えてきているように思います。
先日、今年の8月に日本に行く4人グループに助けを求められました。徳島の阿波踊り、佐渡の太鼓祭りはすでにホテル予約が取れなくびっくりしていて、僕が何十件も日本に電話してようやくということで落ち着きました。
「だって、まだ2月だよ。日本ってどうなってんの?」と、言われましたが、こうゆうのもある意味では、まあ、国民性ですね。