マンゾーニの家でイタリアの文学を知る旅
イタリアの有名作家アレッサンドロ・マンゾーニ Alessandro Francesco Tommaso Antonio Manzoni(1785-1873)。おそらくイタリアでは「神曲」を書いたダンテアリギエーリの次に有名な作家と言えるでしょう。
マンゾーニはミラノの伯爵の家に生まれ、作家、詩人としてイタリア文学に多大なる影響を与えました。彼の代表作は「いいなずけ(I promessi sposi)」ですが、こちらは必ずイタリアの教科書に出てくる古典となっています。
ミラノの中心地から程近いところに彼が亡くなった時に過ごした家が残されていて、現在は博物館として利用されています。入場は無料ですし、たとえ文学に興味がなくても裕福な家で育った彼の家を訪れてみるのもお勧めです。博物館には絵画、彫刻、そしてマンゾーニが書き残した手紙や愛用品などが展示され、彼が利用していた書斎も当時のままに保管されています。そして彼が亡くなったとされる部屋も当時のまま手を加えられずそのままになっていますが、それも彼が偉大な作家として当時から尊敬されていた証拠なのでしょう。
美術館の裏側には立派な庭があり、建物自体もとても立派なものなので時間に余裕がある方にはお勧めの場所です。
マンゾーニ研究所 (Fondazione Centro Nazionale Studi Manzoniani)
住所 | Via Morone 1 – 20121 Milano – Italy |
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電話番号 | +39 0286460403 |
休館日 | 日曜日、月曜日、土曜日 |
開館時間 | 火〜金 9:00-12:00 14:00-16:00 |
入館料 | 無料 |
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