スカラ座広場の新しい美術館
ミラノの中心地スカラ座広場。毎日多くの観光客がカメラのシャッターを切り、地元ミラネーゼ達が通り過ぎるミラノを象徴する広場の一つ。そんな広場に2011年末にオープンした美術館がある。その名はガレリアデイタリア(GALLERIE D’ITALIA)。初めてスカラ座広場を訪れたときはまるでこちらがスカラ座かと思うほど荘厳な建築物。こちらの建物は1800年代後半から1900年代初期にイタリア銀行として建築されたもの。現在では地元銀行インテッササンパウロ財団が運営する美術館として生まれ変わっている。美術館の内部は銀行の雰囲気を残したとても優雅な作り。ミラノの美術館はルネッサンス期の作品のものが多いが、一方このガッレリア・デイタリアは主に1800年代後半から1900年代前半の絵画を中心にした近代美術館。展示してある作品は主にミラノの銀行や個人蔵であったものが多く、今までは世に出ることがなかった作品もある。
イタリアの近代絵画の魅力を存分に堪能
美術館内は22の部屋に仕切られ、日本人が好きなフランスの印象派画家達の作品などに影響され独自の魅力を放つ印象派、象徴主義的な作品が多くある。印象派時代の作品が好きな方には特にお勧めの美術館。
ガッレリア・デイタリア (GALLERIE D`ITALIA)
住所 | Piazza della Scala, 6 – 20121, Milano, イタリア |
---|---|
電話番号 | +39 02 724341 |
休館日 | 毎週月曜 12月24,25,31日、1月1日、5月1日 |
開館時間 | 火曜~日曜 9:30-19:30 木曜 22:30まで (入場は閉館1時間前まで) |
入館料 | 入場料10ユーロ (*)2015年11月に料金改定されました |
所用時間 | 約一時間 |
サイト | https://www.gallerieditalia.com/ |
コメント