都会の喧騒に隠れた有名な教会
ミラノドゥオーモ広場からヴィア・トリノ(via torino)というショッピング街として有名な通りがあります。比較的若者向けのお店が並ぶこの界隈はいつも人混みでごちゃごちゃしていますが、その中に知らないとほとんど気がつかない小さな教会があります。
ミラノ大聖堂広場から程なくトリノ通り(Via torino)が始まって100メートルほどにあるこの教会は別名「だまし絵教会」として知られています。小さな目立たない教会で建設は1476-1482年ごろとされています。
ルネッサンスを代表する建築家「ブラマンテ」の教会
この教会はルネッサンス期を代表するイタリアの建築家ドナト・ブラマンテの代表作品。彼は「最後の晩餐」のあるサンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ教会の建設に携わり、ローマのサン・ピエトロ大聖堂の建築主任としても知られ、さらにダヴィンチとも友人であったといわれるほど有名な人物。
この教会に入って聖堂を見る限りは何も変哲のない普通の教会に思えますが、実はこの聖堂は壁に描かれたもので何メートルも奥行きがあるように見えるのですが、実は97cmしかありません。横からみるとほとんど壁のように見えるこの聖堂は優れた建築の現代の基盤であるとさえ言われています。
だまし絵教会 (Santa Maria presso san satiro) 入場無料
住所 | Via Torino 20123 Milano – Italy |
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開館時間 | 月~金 7:30-11:30 15:30-18:00 土曜日 15:30-19:00 日曜日 10:00-12:00 15:30-19:00 |
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