ギサッロ教会と自転車博物館（Madonna del Ghisallo）

サイクリングファン必見、イタリアの自転車聖地のギサッロ教会と博物館

ミラノの北部コモ湖沿いにベラージョ(Bellagio)という有名な観光地があります。そこからほど近い山間部にギサッロ教会（Santuario del Ghisallo標高754m）と呼ばれる特殊なサイクリストのための教会があります。あまり一般には知られていませんが、イタリアは有名な自転車メーカーが多くありロードレースなども頻繁に行われています。

フランスでは「ツールド・フランス」と呼ばれる自転車レースが有名ですが、イタリアではこの教会を拠点とした「ジーロ・デイタリア（Giro d`itlia）」と呼ばれる大きなレースが毎年５月に開催されています。

日本ではあまり認知度は高くありませんが、ヨーロッパで自転車競技と言えばかなりの人気があり、サッカーのワールドカップ、オリンピックなどに次いで自転車レースは地元では非常に人気のあるスポーツとして知られています。

この教会付近に行くと必ずといっていいほど自転車に乗った人がおり、週末などになるとチームになって並走している姿を見ることができます。

このギサッロ教会は1949年ローマ法王により「サイクリストの聖地」と正式に称号され、現在でもいろいろなレースの出発点やゴール地点、中間点などになる拠点となっています。

教会内には歴代チャンピオン達の自転車、記念品などが展示してありまさにサイクリストの聖地さながらという雰囲気です。

有名な自転車に取り付け可能なお守り

2007年にはこの教会に併設して自転車博物館が建設され、自転車ファンにはたまらない場所となっています。自然豊かな山間部に佇むサイクリストの聖地。教会正面左側にはお土産屋があり、ここでしか買えない特別な自転車用「お守り」も購入することができます。

ギサッロ教会 (Santuario del Ghisallo)

サイクリングファンには必見の博物館も併設

教会横の敷地には自転車博物館が併設されています。こちらには歴代のレースの品々や記念品が展示されています。ギザッロ教会に行った際にはぜひこちらにも立ち寄ることをお勧めいたします。こちらでもここでしか買えないグッズも販売していますのでお忘れなく。