
小説『カフェ・マロッキーノ』とは
『カフェ・マロッキーノ』は、ミラノを舞台にした長編小説です。
日本で育った女性ソフィアは、母の死をきっかけに自分のルーツを探すためミラノへと旅立ちます。日本人の母とイタリア人の父。その二つの国の間にある自分の存在を見つめ直すための旅が、ミラノの街で始まります。
石造りの街並み、トラムが走る通り、バールで交わされる会話。ミラノの街で出会う人々との関係の中で、ソフィアは自分の過去と向き合い、人生の意味を探していきます。
ミラノ在住の作家が描く、ミラノの街と人々を背景にした物語です。
あらすじ
日本で育った女性ソフィアは、母の死をきっかけにミラノへ向かうことを決意します。母は若い頃にミラノへ留学し、そこでイタリア人の男性と出会いました。ソフィアはその出会いから生まれた存在でした。
しかしソフィアは日本で育ち、父についてほとんど知らないまま大人になります。母を失った後、自分のルーツを知るためにミラノを訪れることを決めます。
ミラノの街で出会う人々、家族の記憶、そして過去の秘密。バールで飲む一杯のマロッキーノのように、苦味と甘さが混ざり合う人生の中で、ソフィアは自分自身の居場所を探していきます。
ミラノの街を背景に描かれる、家族、記憶、そして自分のルーツをめぐる物語です。
この小説をおすすめする理由
ミラノを訪れると、街の風景の中にさまざまな物語があることに気づきます。石造りの街並み、バールでの何気ない会話、トラムが走る通り。そこには観光だけでは見えない、人々の生活や記憶が重なっています。
小説『カフェ・マロッキーノ』は、そんなミラノの街を舞台にした物語です。日本で育った女性ソフィアが、自分のルーツを探すためミラノを訪れ、街で出会う人々や出来事の中で自分自身を見つめ直していきます。
ミラノを訪れたことがある方には、街の空気や風景を思い出させる物語として。これからミラノを訪れる方には、街のもう一つの表情を感じる物語として楽しんでいただける小説です。
観光ガイドとは少し違う、物語の中のミラノをぜひ味わってみてください。
こんな方におすすめ
- ミラノが好きな方
ドゥオーモやトラム、バールの空気感など、ミラノの街の風景が物語の背景として描かれています。ミラノを訪れたことがある方には、街の記憶を思い出させてくれる小説です。 - イタリアの文化や生活に興味がある方
観光地だけではなく、バールでの会話や街の日常の雰囲気など、ミラノで暮らす人々の姿が物語の中に描かれています。 - 旅をテーマにした物語が好きな方
母の死をきっかけに、自分のルーツを探す旅に出る主人公。旅の中で出会う人々や出来事が、人生を少しずつ変えていきます。 - 自分のルーツや人生について考える物語を読みたい方
日本とイタリアという二つの文化の間で生まれた主人公が、自分の居場所を探していく物語です。 - ミラノを舞台にした小説を読んでみたい方
ミラノ在住の作家が描く、ミラノの街を舞台にした物語です。
ミラノという街には、観光では見えないもう一つの物語があります。
小説『カフェ・マロッキーノ』で、その物語をぜひ感じてみてください。
試し読み
作者について
佐武辰之佑

日本出身の作家。現在はミラノ在住。ミラノの観光情報サイト「milanfo.com」を運営し、現地での生活や取材をもとにミラノの魅力を発信している。
ミラノという都市の文化や人々の暮らしを背景に、小説や文章を執筆。日本とイタリアという二つの文化の間で生まれる物語をテーマに作品を書いた。
