【ベルガモ観光】北イタリア一美しいの街の完全ガイド2024年版

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ベルガモ

 北イタリアで一番美しい街と言われる「ベルガモ(BERGAMO)」。ロンバルディア平原と呼ばれる平らな大地が続くロンバルディア州で、丘の上に聳え立つ城壁都市はそのように称されます。2次大戦の際に街の大半が被害に遭ったミラノとは違い、ベルガモは豊かな文化と歴史をそのままに残し、まさに映画に出てきそうな しっとりとしたイタリア中世の雰囲気を感じさせる街として知られています。

目次

ベルガモの豊かな文化、そして世界遺産登録

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ベルガモの時計塔。ミラノを支配していたヴィスコンティ家とヴェネツィア共和国のシンボルが描かれている。

ベルガモは中世ミラノとヴェネツィアという強国の間の拠点という位置で発達しました。郵便や金融が発達し、小さい街ながらも豊かな文化を育みました。

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ベルガモ アルタ(Alta) 旧市街入り口

ベルガモの街は「街の上」を意味するチッタアルタ( Città Alta )と「街の下」を意味するチッタバッサ( Città Bassa )に分かれています。観光の拠点は336mの小高い丘の上にある城壁都市の旧市街。ヴェネツィア共和国時代に街を取り囲むようにして城壁が築かれ、不落要塞として重要な軍事拠点にもなりました。街を取り囲むベネチア時代の城壁は2017年に世界遺産に登録されました。

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ベルガモ チッタバッサ

丘の下の新市街にはお店が並び、かつての金融都市の名残のように銀行が列を連ねています。

著名人、芸術家も排出した街

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ベルガモ大聖堂のヨハネ23世像

ベルガモは小さい街ながらも著名人も排出しています。有名なのはローマ法王ヨハネ23世 (在位:1958年10月28日1963年6月3日) 。ベルガモ大聖堂には特別室も設けられています。

ドビュッシー の代表曲である「月の光」はベルガマスク組曲の第3曲としてしられていますが、 ドビュッシー がイタリアに留学していた際、ここベルガモにてインスピレーションを得て作曲されたと言われています。

またベルガモ出身として忘れてはいけないのが、19世紀にオペラ作曲家として知られたガエターノ・ドニゼッティ(Gaetano Donizetti)。 ドニゼッティ ミュージアム、生家、劇場もあり、イタリアオペラファンには必見のスポットになっています。

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ドニゼッティミュージアム

見どころ満載のベルガモ中心地

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ベルガモ ベッキア広場

ベルガモ観光の中心となるのがこちらのベッキア広場。起源は11世紀から街の中心として存在していました。大聖堂広場、ラジョーネ宮など多くの見どころに面しています。ここにベルガモの魅力がぎっしりと詰まっています。

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ベルガモ大聖堂広場

ベッキア広場の奥に位置するのが大聖堂広場。左手がベルガモ大聖堂で、教会の上にはベルガモの守護聖人である金色の聖アレッサンドロが街を見守っています。イタリアでは通常街の中心にある大きな教会を大聖堂(ドゥォーモ)と言いますが、ベルガモでは中心地に教会が二つあるのが特徴です。ベルガモ大聖堂の起源は5世紀と言われていますが、大聖堂自体は18世紀に立て直されているので真新しく感じます。

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ベルガモサンタマリアマジョーレ教会

ベルガモ大聖堂広場のもうひとつの教会がこちらのサンタマリアマジョーレ教会。12世紀に人々を疫病から救うため聖母マリアに捧げられたのを発端にしています。この教会は年代ごとに建て替えられ、元々はロマネスク様式でしたが15世紀に建築家ジョバンニ・アマデオの設計により傭兵隊長であったバルトロメオ・コッレオーニのための礼拝堂が増設され、ベルガモの真珠と呼ばれてその美しさを称えられています。

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コッレオーニ礼拝堂入り口

写真なかほどには金色にすり減った部分がありますが、コッレオーニ礼拝堂入り口には3つの勾玉のようなマークがあり、これに触れると幸運をもたらすという言い伝えがあります。

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サンタマリアマジョーレ教会内部

なんと言っても素晴らしいのがこの教会内部の天井装飾。イタリアでもこれだけ豪華絢爛という教会は他にはないでしょう。教会内にはマリアの生涯を描いたタペストリー、ルカ・ジョルダーノ作「海を割るモーゼ」、ドニゼッティの墓、祭壇の左右には最後の晩餐などもあり見ごたえたっぷりの内容です。

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ドニゼッティの墓(サンタマリアマジョーレ教会内)
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最後の晩餐・祭壇左側
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サンタマリアマジョーレ教会入場料:5ユーロ

市民の塔に昇って街を見渡そう

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ベルガモ「市民の塔」

ベッキア広場に面するもうひとつのスポットとして56メートルの「市民の塔」があります。こちらは11世紀ごろに建設されたとされていますが、エレベーター (5ユーロ) で屋上まで登ることができます。

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ベルガモ 大聖堂

眼下の教会もさることながら、 街を一望すると 遠いところまで来たという実感がわき、ロマンティックな雰囲気に浸ることができるでしょう。

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ベルガモ 日時計

大聖堂広場に面する白線。これはなんだと思いますか?実はアーチのところについている円盤に穴が開いていて、日付がわかる日時計になっているんです。こういったのも面白いですよね。

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カフェ「caffe del tasso」

中心地近くで少し疲れたらこちらのカフェ「caffe del tasso」で休憩しましょう。なんとこちらのカフェは1476年創業。席に座ると席料がかかりますが、エスプレッソ、軽食なども美味しいです。老舗のカフェで歴史に浸ってみるのもいいかもしれません。

ベルガモ観光には欠かせないのおすすめレストラン

やはり観光で満喫したいときはレストラン情報は欠かせませんね。ベルガモにはカジュアルなレストランからリッチな高級レストランまで幅広いレストランがあります。

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カジュアルに郷土料理など手軽に食事を楽しみにたい方はこちらのCIRCOLINOがお勧め。場所がわかりにくいですが、ピザなどもあります。さらに詳しいことはこちらから。

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ベルガモレストラン「causal」

リッチなベルガモにふさわしいお洒落なレストラン 「causal」 。ミシェラン星付きの前衛的な料理を提供。さらに詳しいことはこちらから。

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三ツ星レストラン da vittorio

ベルガモ郊外に位置し、イタリア国内でも珍しいミシェラン3つ星レストランもあります。 https://www.davittorio.com/

ベルガモの郷土料理も忘れずにチェック

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ベルガモ郷土料理「ポレンティーナ」

北イタリアではトウモロコシを加工したポレンタ(polenta)という料理がありますが、それをドルチェにした可愛らしいポレンティーナというのがベルガモの郷土料理です。

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ベルガモ「コッレオーニ通り」

ベルガモの中心地は「コッレオーニ通り」というのがメインになっているので、歩いていると洋菓子店などで簡単に目に留まるでしょう。

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ベルガモ風ラビオリ

もうひとつはこちらのベルガモ風ラビオリ。カゾンチェッリ (Casoncelli) と呼ばれるパスタ生地に肉が入っているイタリアン餃子のような一品です。

忘れてはいけないベルガモ必見の美術館

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アカデミア・カッラーラ美術館

ベルガモ観光に置いて忘れてはいけないのが、こちらの美術館「アカデミアカッラーラ」。ルネッサンス期を中心に巨匠の作品が展示してあります。さらに詳しいことはこちらから。

ミラノからのアクセス

ミラノからベルガモへは車だと1時間弱。電車の場合はミラノ中央駅からローカル線でアクセス可能です。ほぼ30分ごと片道(5,5ユーロ)。ベルガモ駅からバスで チッタアルタ( Città Alta ) 行きに乗れば、旧市街へ行くことができます。

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ベルガモ ゴンドラ

また旧市街へ行くにはゴンドラもあります。バスで行くと簡単ですが、観光の雰囲気を盛り上げるためにこちらを利用するのも楽しいかもしれません。

また当サイトではミラノから車を利用したの郊外ツアーでもご案内可能です。詳しいことは以下フォーム、もしくはメールにてお気軽にお問合せください。

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    さらに動画でもベルガモの魅力を発信しています

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