労働者の理想郷世界遺産クレスピ村

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世界遺産「クレスピ村」

大都市ミラノから北東方面へ。ミラノと北イタリアで一番美しい街と言われるベルガモの街のちょうど中間ぐらいにかつて労働者のための理想郷と呼ばれた世界遺産の村「クリスピ村(Crespid’Adda)」があります。
アッダ川そして豊かな自然に囲まれたこの村は19世紀産業革命の時代に産声をあげ、繁栄を極めました。この村は創立者クリストファロ・クレスピの提案により労働者のための理想郷という環境のもとに建築され、綿織物工場を中心とした産業を営んでいました。

世界遺産「クレスピ村」

この村の環境が特別だったのは、創立者のクレスピの考えのもとに村全体がひとつのコミュニティーのようになっていたことです。この小さな村に暮らす人々にはすべて庭付きの家が与えられ、病院や学校、劇場、教会や墓地に至るまで生活に必要なすべてのものが供給され、自給自足をしながらまるで家族経営の独立国家のように機能していました。

世界遺産「クレスピ村」

やがて産業の衰退と共に村は活気を失いしましたが、ユネスコはヨーロッパにおいて最も完全且つ、良好な状態で保存されている工員村現象の貴重な例として1995年にクレスピ村を世界遺産に登録しました。2004年には工場も機能しなくなり、今では静かに時の移り変わりに身を委ねています。
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しかし今でもこの村まるでイタリアとも、どこの国とも違うような独特な雰囲気を持っています。工員の住居区にはその子孫と言われる人々が生活を営み、かつての理想郷と呼ばれたのんびりとした生活を続けています。世界遺産に登録されていますがまだお土産屋も観光客向けのレストランもないという素朴さがこの村の魅力です。小さな村の小さな宇宙。そう呼ばれる理由はそんな人々の豊かな営みが支えているのかもしれません。

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当時の城主が住んでいたお城。今は個人の建物なので中に入ることはできません

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建設当時には最新設備であった電話、温水プールなどもありました。

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クリスピ村の紋章。どことなく神秘的なシンボルです。

アクセス:とても魅力的な村ですが、残念なことにクリスピ村へのアクセスはあまり簡単ではありません。個人ツアー、もしくはタクシーやレンタカーでのアクセスがお勧めです。(https://www.bergamotrasporti.it/index.asp)にてベルガモからのバス時刻を検索できます。

クレスピ村(Crespi d’Adda)

住所Crespi d’Adda frazione di Capriate San Gervasio (BG), Italia
備考4月~9月の間、休日には村に車での入場はできません。近くに停めてしばらく歩いて入村することになります。
サイトhttps://www.villaggiocrespi.it/crespidadda/jap/

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