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ミラノ近代建築「サンカルロ病院教会」

サンカルロ病院教会(Chiesa di santa maria annunciata per L`ospedale S.Carlo Borromeo)
 ミラノの近代建築物を代表する教会として、サンカルロ病院教会があります。この教会は建築家ジオ・ポンティ(Gio Ponti 1891年-1979年)によって設計され教会は1964年~1966年に建設されました。
 サンカルロ病院教会(Chiesa di santa maria annunciata per L`ospedale S.Carlo Borromeo)
 この教会はミラノでも大きな病院のひとつであるサンカルロ・ボッロメオ病院という敷地の中に建っており、病院と繋がっています。イタリアを代表する近代建築が神と癒しに向き合った作品。
サンカルロ病院教会(Chiesa di santa maria annunciata per L`ospedale S.Carlo Borromeo)
 イタリアの教会は空から見たときに十字架の形に見えるように設計されているものがほとんどですが、こちらの教会は菱形の6角形をしています。建築家ジオ・ポンティは6角形を良くモチーフに使い、この教会の全景、窓なども6角形になっています。
サンカルロ病院教会(Chiesa di santa maria annunciata per L`ospedale S.Carlo Borromeo)
美しい6角形のステンドグラス。そういえばミラノ中央駅前にあるタイヤの「ピレッリビル」というのもジオ・ポンティの有名な建築物です。こちらも6角形の建物で、戦後初めてミラノ大聖堂を超える高さの建築物としてミラノに建設されました。近代ミラノを象徴する建物ですが、こちらのピレッリビルは2002年に飛行機に突っ込まれるという被害にあっています。
サンカルロ病院教会(Chiesa di santa maria annunciata per L`ospedale S.Carlo Borromeo)
 教会内左側には窓と光を共有するように聖人が並んでいます。プロテスタント的とも言えるほどシンプルな空間では人々が死を思い、生を思い、それぞれの祈りを掲げています。
サンカルロ病院教会(Chiesa di santa maria annunciata per L`ospedale S.Carlo Borromeo)
 こうした礼拝堂もあります。
 形あるものを求めてばかりいても、その形の本質には近づけない。では本質というものは何か?おそらくは生きるということを通してしか語れないものなのかもしれない、そうゆうことをいろいろと考えた週末でした。
サンカルロ病院教会(Chiesa di santa maria annunciata per L`ospedale S.Carlo Borromeo)
住所:Via Pio Ⅱ milano
アクセス:地下鉄赤線(M1)のINGANNIから49番のバスが出ています。

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