子供も大人も楽しめるダ・ヴィンチ科学技術博物館(Museo Nazionale della Scienza e della Tecnica Leonardo da Vinci)
地下鉄緑線(Linea 2)のサンタン・ブロージョ駅(Sant` Ambrogio)から徒歩5分。教会前の大きな広場に隣接してあるのがこの「レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館」。この博物館は科学的思考の発達と工業技術の発展を紹介するために1953年に開館。11世紀から16世紀に修道院として使われていた建物を現在博物館として利用しており、そこの2階展示室にレオナルド・ダ・ヴィンチの発明した器具のデザインとモデルなど多くの作品が展示してあります。
ダヴィンチ発明品の数々
イタリアが生んだ世紀の天才レオナルドダヴィンチ。世界遺産に登録されている「最後の晩餐」は彼が約18年をミラノで過ごした時に制作されたものであり、その生涯と作品はまだ世界中の多くの研究者を悩ませています。
ダヴィンチは偉大な画家としてだけではなく建築家、工学技士、あらゆる分野に長けていたことが知られているが、生前に人体解剖図、土木工事機器、軍事用武器、機織り機や飛行機器などのアイデアをデッサンとして後世に残していました。
この博物館ではそのデッサンを元にしたまるで芸術品のような模型を展示。多方面の研究に取り組んだルネッサンス期の天才の秘密を垣間見ることができる世界でも珍しい国立の博物館となっている。
北イタリアを象徴する膨大な展示物、イタリア科学の発展を体感
この博物館は敷地が5万平方メートル、展示物も16000点を超え、クラシックカーや時計、中世の地球儀や天体望遠鏡、月の石がある天体部門、電気の発明から電波の仕組みを説明した科学技術部門などカテゴリーごとに分かれています。
この博物館は敷地が5万平方メートル、展示物も16000点を超え、クラシックカーや時計、中世の地球儀や天体望遠鏡、月の石がある天体部門、電気の発明から電波の仕組みを説明した科学技術部門などカテゴリーごとに分かれています。
展示機械がパネルや機器などでわかりやすく表示されているため科学技術の発達を体感でき、機械好きの大人はもちろんのこと言葉がわからない子供連れにも楽しめるようになっている。蒸気機関車、戦闘機、潜水艦など他では目にできない巨大な展示物は更なる科学への興味をもたらしてくれるに違いありません。
レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館
(Museo Nazionale della Scienza e della Tecnica Leonardo da Vinci)
住所 | VIA S.Vittore,21 – 20123 Milano, イタリア |
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電話番号 | +39 02-48555339 |
開館時間(夏) | 火曜日~金曜日 10:00-18:00
土日祝日: 10:00 – 19:30 |
開館時間(冬) | 火曜日~金曜日 9:30 – 17:00
土日祝日: 10:00 – 18:30 |
休館日 | 祝日でない月曜日、1月1日、12月24,25日 |
入館料 | 10ユーロ(子ども7ユーロ) |
時間目安 | 1時間半 |
カメラ | フラッシュなしで撮影可 |
公式サイト | https://www.museoscienza.org/ |
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