バローロでしっかり食事をするなら、個人的によく利用しているのがトラットリア・デッラ・ポスタです。観光向けというよりも、この地域の料理をきちんと味わいたいときに選ぶ店です。
イタリア・ピエモンテ州はフランスに近いこともあってか大味なイタリアンに繊細なフレンチの印象が交じってとても料理の質が高いように思えます。ミラノに比べると全体的に価格は安く、こんなお店がミラノにあれば大繁盛だろうなと思うレストランがいくつもありますが、やはり田舎だからなのでしょうね。
ワイナリーの人に教えてもらった地元の名店「Trattoria della Posta」。こちらは親子3代続く地元では隠れ家的名店レストランで、ピエモンテのレストランは何件か行ったことがありますが味付けの品の良さといい頭ひとつ、ふたつぐらい抜けてお勧めです。以下はピエモンテ伝統料理のランチメニュー。暖かい時はガーデンを利用して外で食事しますが、店内の席もありました。
バローロでは、こうしたレストランでの食事とワイン体験を組み合わせることで、地域の魅力がより深く分かります。バローロワイナリツアーはこちらから。
他で紹介しているバローロのレストランロカンダ・イン・カンヌビのように、畑の中で景色と一緒に楽しむタイプのレストランとは違い、ここは郷土料理そのものを本格的に楽しむための店です。
こちらは家庭菜園の野菜を利用したサラダ。小さいですが、ん、と食べた瞬間にこのレストランの品格の高さがうかがえる一品でした。
ピエモンテ州というとやはり肉類が多いです。こちらは生肉でしたが、まわりにちりばめられたマスタード、胡椒、チーズなどと合わせながら頂きます。なんとも独創的でおいしい一品でした。
もちろんトリュフの時期には各料理にトリュフがけも別料金で頼むこともできます。
ローストビーフ(地方料理のヴィテロトンナート)。イタリアンは主に塩コショウとオリーブオイルなどシンプルな味付けで食べるのが一般的ですが、ここではマスタードを使用したソースのようなものが小さなお花と一緒に付けくわえられていました。こうした飾り付けもセンスの良さが伺えます。
このお店で一番気に入った料理。こうして玉ねぎの形のままでてきますが、中にはソーセジ(サルシッチャ)、ポテトとクリームソースをあえたものが詰まっています。この地方の伝統料理です。少し食べにくいということはありますが、こちらの味付けもなんとも上品。それにこうした独創的な一品はミラノでは見たことがありませんでした。
こちらはタヤリン(tajarin)というピエモンテ地方の代表的なパスタです。このタヤリンというパスタには卵が入っているのが特徴ですが、僕は伸びたカップラーメンの麺という印象をいつも受けてしまいます…。とりあえずこのパスタ・ラグーにはうさぎの肉が使われていましたが、こちらの地方ではうさぎを良く食べることでも有名です。
最後のメインは子牛のバローロ煮込み。
こちらはデザートの「パンナコッタ」、これの前に親指ほどの大きさの一口ティラミスもでてきました。このお店はサービスも非常にいいですし、こうした田舎でスローフードを楽しむのは本当に贅沢なひと時。この味なら大満足かと思います。ミラノでこの質のレストランだったら最低でも倍以上の値段になるでしょう。
サービスはゆっくりめで食事時間は最低2時間ほどかかります。こちらの地方にいったらぜひ足を運んでみてください。
Trattoria della posta
住所:Loc.s.anna 87 Monforte D`alba(CUNEO)
毎週木曜 金曜昼 休み
Tel:017378120 cell:3337537950
HP:www.trattoriadellaposta.it
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